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Scientific Name for Stachytarpheta Naturalized in Japan PDF

2 Pages·1991·0.15 MB·English
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February 1991 Journal of Japanese Botany Vol. 66 No. 1 59 硫黄列島にはシマイズセンリョウの他,フヨウ The type specimen of Mαesααugustinii やノボタンの類など,小笠原諸島や太平洋諸島の (Nakai) Tuyama was collected from ac ultivat- ものとは関係なく,琉球に関する植物が見られる ed stock in Chichijima Forestry Eperimental ことは興味深い. Station,w hich has been belived to send back Maesa montana A. DC. var. formosana from Minami-Iwojima (St. Augustine) island in (Mez) Yamazaki,s ta .tnov. the Sulpher Group of islands. It becomes clear Maesa jormosana Mez in Pfilanzenreich 9, that the specimen is identical with M montana IV-236: 29 (1902). A. DC. var. montana. However,t he variety has Maesa tenera Mez sensu Walker in Philip. been not found from Minami-Iwojima. J. Sci. 73: 34 (1940),p. p. It is thought as trong evidence that the type Mαesααugustinii auct. non Nakai: Tuyama specimen did not collect from any Minami- in Bot. Mag. Tokyo 52: 467 (1938),e xcl. type Iwojima-origined-stock in the Eperimental specimen of Na kai. Station. Distr. Taiwan,R yukyu,S . Kyushu and (東京大学理学部附属植物園) Minami-Iwojima in Sulpher Islands. 日本に帰化しているナガボソウ属植物の学名(山崎敬) Takasi YAMAZAKI: Scientific Name for StachytlαゅhetαNaturalizedin Japan , ナガボソウは 1888年(明治21年)にStachy- され,それが長年通用していた. ωゅheωρrismαticaVahlの名で小石川植物園で 戦後,沖縄に多数の植物が帰化したが, この中 栽培された標本が残されている.松村任三氏の に2種類のナガボソウ属のものがある.初島住彦 Index Plant. Japon. 2: 533 (1912)にこれが記録 氏(琉球植物誌, 1971)はこのひとつをナガボソ された.此の頃ナガボソウ(長穂草)またはモク ウとし学名にS.cayennensis Vahlを当て, もう マベン(木馬鞭)の名がつけられた. この植物は ひとつにフトボナガボソウと新名をつけ学名は 後に中井猛之進氏によってS.dicotoma (Ruiz. et S. jamaicensis (L.) Vahlとした. したがって小笠 Pav.) Vahlと同定され,松村氏の改定日本植物名 原のナガボソウは和名と学名とが分離して別々の 嚢2:386 (1916)にはこの学名で載せられている. ものに当てられたことになる.調べてみると S. 東大の標本には異名として S. urticaejoliα jαmaicensisはフトボナガボソウに当てるのが正 (Salisb.) Simsが引用されている. 当時では両者 しいことがわかった.初島氏の処置が正しいの は同一種と見なされていたので,ほぼ正しい名で で,長年ナガボソウにこの学名を使用していたの あった. これと同じものが小笠原の父島に古くか は誤りであった.Walker (F .lOkinawa,1 976)は ら帰化している.東大にある一番古い標本は Moldenkeの協力のもとにナガボソウの学名に 1920年(大正9年)なので,明治末か大正の初め S. urticijolia (Salisb.) Simsを使用した.ナガ 頃,観賞用として持ち込まれたものが逸出したの ボソウはこの 100年の間にS.prismaticaから始 であろう.戦後新来の帰化植物に押されて山地に まって, S. urticijoliαまで5つもの学名の変更が 入っているが,旺盛な繁殖をしている. これには あったわけである. この学名は最近の硫球植物誌 ナガボソウの和名が当てられ,学名は S.dico に使われ始めたが,まだ一般にはよく知られてい ωma Vahlを使っていた.その後どういう理由か ない. 不明だが,学名はS.jamaicensis (L.) Vahlに改悪 最近ジャワを旅行した際, この類を見る機会が 60 植物研究雑誌第66巻第1号 平成3年2月 あった.多くはフトボナガボソウであったが,そ 実が軸に食い込んで作る溝は軸の幅より著しく狭 れに混じって花が白く薄く紫色を帯びた別の種類 い.ナガボソウは花序の軸や包葉の縁に短毛があ があった.調べてみるとこれがS.cayennensis (L. り,果実の溝と花序の軸とは殆ど同じ幅である. C. Rich.) Vahlに該当することがわかったが,小 花は共に濃紫色である.現在の所,日本にはこの 笠原のものとは明らかに別の種類である.ナガボ 2種類しか帰化していないようであるが,初島氏 ソウ属は南アメリカ原産で多くの種類があり,ア の琉球植物誌のナガボソウの記述には,花の色や ジアや太平洋諸島には幾つかの種類が野生化して 葉の鋸歯などに S.cayennensisを思わせる部分 いるが,帰化植物のため学名の決定はかなり難し もあるので,琉球にはほんとのS.cayennensisや い. H. N. and A. L. Moldenke (Dassanayake et それに近縁のS.dicotomαも帰化しているかもし Fosberg ed.,F .lCeylon 4: 246-267,1 983)が長 れない. これらは花序の軸に多細胞の白色の長毛 年の蓄積をもとにして,セイロンに帰化している がやや密にあるので,容易に区別できる. この類の詳細な報告をしている.それに拠るとナ 琉球を含めた熱帯地方のナガボソウの標本を貸 ガボソウはS.urticifoliα(Salisb.) Simsとするの して下さった,琉球大学の島袋敬一氏に深謝しま が正しいことになる. す. フトボナガボソウは花序の軸は無毛で太く,果 (東京大学理学部附属植物園) アマミイケマについて(山崎敬) Takasi YA MAZAKI :O n Cynanchum wilfordii var.αmamianum Hatusima アマミイケマは実物を見る機会がなく,実態が 増えてくると,それで両者を別種として区別する わからなかった.最近この属を纏める必要があ のは無理であることがわかってきた. ヒマラヤか り,奄美大島の田畑満大氏から実物を送っていた ら日本まで同一種類とするのが妥当であろう.た だいたところ, コイケマの変種とされているが, だこれらには地域ごとに異なる 3型が認められ コイケマとは全然別のものであることがわかっ る. た.奄美のものは副花冠がよく発達し,その内側 ヒマラヤ地方のものは花が大きく,琴片は長さ に突起が隆起している. この性質はコイケマでは 約3mm,花冠裂片は長さ 6-7mm,副花冠は卵 なくイケマに見られる性質である. したがってイ 形で薬柱の約 1-1.5倍の長さがある. ケマと同じ Endotropis節に属す種類である. イ 中国のものは花が小さく,毒片は長さ約2mm, ケマの花序はほぼ散形に花がつき,花弁は白色で 花冠裂片は長さ 3-5mm,副花冠は長楕円状卵形 あるが,奄美のものは花序は軸がやや伸びて散房 で,薬柱の約2倍の長さがある. 状であり,花弁は淡緑色である.奄美によく似た 台湾・琉球のものは,花の大きさは中国のもの ものは台湾から中国・ヒマラヤに分布するC.au- と同じであるが,副花冠は卵形で薬柱の 1-1.5倍 riculatum Royle ex Wightである. この中でも である. 台湾のものに似ている. ヒマラヤのものは琴片は ほぼ無毛で縁に長毛があるが,中国・日本のもの Cynanchum auriculatum Royle ex Wight, は全体にまばらに短毛がある.また中国のものは widly distributed from Himalays to }apan (ls. 副花冠が長楕円状卵形で,薬柱の約2倍の長さが Amami-ohshima only),is separated into three あるが,台湾・日本のものは副花冠は卵形で薬柱 local forms. の1-1.5倍である.以前,副花冠の形で台湾のも They are di百erentiatedas follows: のを別種としたが,その後,台湾や中国の標本が A. Sepals ca. 3m ml ong; petals 6-7 mml ong;

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