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Phyllotaxis of Symphytum officinale L. (Boraginaceae) PDF

2006·0.07 MB·English
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364 植物研究雑誌第81巻第6号 平成18年12月 ヒレハリソウ(ムラサキ科)の葉序(金井弘夫) Hiroo KANAI: Phyllotaxis of Symphytum officinale L. (Boraginaceae) Phyllotaxis of Symphytum officinale is ob- 察しにくいので,大型のヒレハリソウを先ず served to be 1/3 altemate. 観察することにした.2006年6月18日に長野 県信濃町富ケ原の牧場わきに生えていたもの サソリ状花序を観察しようとしてキュウリ を,根出葉の直上から切り取り,葉序を観察 グサを取り上げてみたが花序よりも葉序を すると共に,節間長と花序軸の分離位置を, 認識することが先決だということに気付いた. 最下の節を基準として計測した.この際,葉 しかしキュウリグサでは葉の数が少なく,観 は測定の邪魔になるため,基部から切り離し A B F へ モ白 石~ ι~ ζ主主 ち ζ 5 ~ 長 ζ主主 ζ 3 ~ ~ 3 長 ζ 3 ζ主主 ζ主主 図1.葉序と花序軸の模式図. Schematic diagram of Symphytum officinale showing phyllotaxis.ζ~ 節 (Node).、グ葉 (Leaf). ・肢芽(未発達) (Axillary bud undeveloped) . 一ー花序軸(茎 に潜在) (Latent stipe of inflorescence) . ー+花序軸(茎から分離)と花序 (Emergedstipe and inflorescence) . December 2006 Journal of Japanese Botany Vol. 81 No. 6 365 た.図 1に結果を示す. と癒合して上昇し,やがて分離する.茎との ヒレハリソウの葉序は 113の互生だった. 癒合部は長いものでは 3節に及び,草の姿を 互生のラセンは左右前方あった.節聞は下半 わかりにくくしている.頂端では,最後の2 部では長く,中部で短くなり,上部で再び長 節からの花序軸が癒合したまま伸び,やがて くなる.下部の数節では,H夜芽はあるものの 二つに分かれる.あとで気付いたことだが, 発達しない.中部の節聞が短い区間から上部 これでは茎頂がないことになるので,あらた では,それが花序として分枝するが,栄養枝 めて成長過程を注意して観察する必要がある. としての分校はない.花序の軸は葉肢から茎 (184-"小金井市E

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